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最優秀飛びゲーとも言えます。「風ノ旅ビト」


 風ノ旅ビトというゲームを購入してみました。Twitterで何人かが面白いって言ってたので。

 やばいね。面白すぎたね。

 画面上に一切文字が出ないので、ストーリーもキャラクターも背景も、何もかも勝手に想像するしかないんだけど、多分、それでいいんだと思う。そういう事はあまり重要じゃないので。

 とにかく動かしていて気持ちいい。最初の砂漠のシーンで斜面を滑り落ちる時の動きとか、ふわっと飛ぶ時の動きとか、動かしているだけで気持ち良くて、ストレスを感じる事がほとんどない。ボタンも必須なのは二つだけで、覚えるのも簡単。動きの重さと軽さを見事に表現してくれてる。砂漠の山を上り下りするとその表現力がわかると思う。
 そして画面が美しい。実写と絵画のいいトコ取りみたいな幻想的な世界を楽しめる。操作が簡単で動かしている事を楽しむタイプのゲームなので、「背景の美しさなんてゲームしている人にはほとんど認識出来ない」なんて悲しい事もなく、その美しさも含めて気持ちよく動かせる。ゲームが朝から始まって日が昇って夕暮れにさしかかって夜になるんだけど、特に夕暮れの美しさがシャレにならない。古くはイース3のあの夕暮れの感動を呼び覚ますような。あの時表現したかったのはきっとこんな事だったんじゃないかというような。

 言葉は一切ないんだけど、画面は雄弁に語ってくれるし、音楽も素敵だし、最後は何だかわからないけど感動した。
 うん、すごい。素敵すぎる。

 ICOというゲームが凄く好きで、あれも画面上に文字はほとんど出ず、映っているものだけで語るタイプのゲームだったけど、あんな感じ、といえばわかりやすいだろうか。ICO好きなら買い。

 画面もよく考えられてる。
 昔のゲームは横スクロールしかしなかったから、スタートした段階でキャラが向いている方向を進めば大体当たってるし、反対側はそもそも進めない事が多い。
 でもこのゲームのような、3Dフィールドを自由に歩けるタイプとなると、どこに行ってもいいのでどこに行けばいいのかわからなくなる。なのでとりあえず冒頭から山をゴールだと思わせるようにしておいて、屋外ステージではほとんど山が見えるようにしてある。これでとりあえず山の方へ進めばいい、という状態にしてあるのでクリアだけは可能。(色々探すものは多いけど、クリアするだけならたどり着けさえすればOK)

 様々なシーンで目にする「布」も、自分のキャラと同じ色、同じデザインにしてあるので敵意がない事を示しやすいし、実質的に敵キャラ扱いのものは補色で描かれていて、これも異質なものという表現が出来ていてわかりやすい(行動でもちゃんと危険な存在だという事を示してくれる)。

 言葉を使わないという事は、それ以上に語る力を持たなければならないわけで、そういった部分が完璧に出来ているので理解しやすく、遊びやすい。パッケージもなく、取説もない分、こういう部分に気を使っているのだと思う。

 ありがたいのがボリュームと難易度。
 一周するのに二時間もあれば終わる。
 今時二時間で終わるようなゲームを?と思うかもしれないけど、逆に今時数十時間かかるゲームなんて最後まで遊べない人も多い。とりあえず二時間で終わりまで楽しめるというのなら、映画一本分くらいのもんだし、時間は簡単に捻出できる。
 クリアするだけなら二時間だけど、トロフィーに関する探索要素は意外としっかり作られていて、一度や二度のプレイで全てを見つけ出すのは困難。だから周回プレイが前提となる。
 不思議なもので、数十時間なんて用意出来ない!という人は多いけど、「一回一時間を十回」なら出せる人も多い。しっかり一時間くらいで区切る事が出来て、いつでも遊べる、いつでも終われる、という状態なら敷居がぐっと下がるので遊びやすく、結果数時間プレイしてしまうなんて事も。
 僕も少なくとも通しで三周はしてるし、一部のチャプターでの探索目当てに短時間のプレイを何度かしているので、多分10時間近く遊んでしまっている。
 以前も書いた事があるけど、ゲームをする時は「最低プレイ時間(最低でもコレくらいプレイすれば満足する時間)」がどれくらいなのかを考えて、今使える時間と比べてからでないと遊べないし、遊ぶ気にならない。この辺がゲームへの敷居が上がってしまった要因。携帯機はこの辺がとても短く設計されている事が多いね。
 一時間から二時間程度でも十分満足出来るだけのゲームで、なおかつ何度遊んでも楽しめる、なんてゲームはそんなにない。だけどこれは最近のヒットするゲームにはほとんど存在する条件。

 難易度も低い。というかゲームオーバーというものがない。キャラクターが死ぬ事はないし、障害となる敵も、捕まったら攻略上難易度が多少上がることになるけどそれ以上のペナルティーはない。
 クリアするためにはゴールにたどり着けばいいだけなので、大半のステージではがんばって移動すればいい。
 もちろん、色々とトロフィー的なごほうびを探したり、ゲーム的に有利になる探し物はあるんだけど、特にやらなくても困らない。でもやった方が楽しい。でもやってみると意外と難しい。ええい、くそ!と思っていると思ったより時間が経過していてびびる。そんな感じの絶妙な加減。
 アクションゲームの苦手な同居人でも最後までクリア出来たので、多分誰でも遊べるんじゃないかと思う。

 値段も1200円と安いし、最近PS3でゲームしてないなーって人にはおすすめしたい。
    18:17 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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