ハイスペック・バカ

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日常を観てみたよ

日常を最後まで視聴。
以前、原作を一巻だけ表紙買いして以後手を出していなかったのと、何故か京都アニメーションが手掛けるという所でひっかかって妙なバイアスかかっちゃってたもんで一話目見て切ってたんだけど、お友達の勧めというかハマってる様を見て改めて視聴する事に。

結果、面白かったです。
もともと漫画の印象が「シュールなネタを古いコントの作法で延々くり返すという両者の良い所を殺しあう作風」というもので、実際第一話も原作に忠実な作りだった。ので切った。
京アニのアニメの作り方って、微妙な立ち位置(と知名度)の作品を好きな様にいじることで面白くしたりキャラを売ったりするみたいな感じが最近強くてあまり好きじゃなかったんだけど、作り自体は凄く丁寧だし原作へのリスペクトもちゃんとしている所(もある)は凄いと思ってはいた。自分の好みに合わないだけで、時代に合わせたキャラの売り方が出来るってだけでも実は凄い。

作品自体は打率の低いホームランバッターなので、たまにゲラ笑いする感じで見つづけていたら、難点はあってもこなれていく中で面白くなっていって、結局最後まで視聴。
初期は特にツッコミのバリエーションが少なすぎて、8割が「エェー」で済ませていたんだけど、途中で天丼的に「エェー」だけで済ませる回を境に急にツッコミバリエーションが増え始めて驚いたり、くり返すだけの退屈なコントだったのが途中から手を変え品を変え見せてくれるようになって楽しませてくれた。半分くらいは声優の怪演によるものが大きいと思うけど。あの「アイドルとして売る事を完全に放棄したとしか思えない」素敵な演技は忘れられません。

そして前半1クール終わった後の、後半での融合。もともとシュールな群像劇という作品なので舞台は繋がっていたんだけど、わかりやすく劇中に出会わせる事で深まる世界観。そしてギャグなのに終りを予見させるような展開。後半のノリ(超ハイテンションは特に後半に多い)を身体で飲み込めるようになるには前半のあの助走が必要だったのかもしれない。もっと最近の若い視聴者に合わせて短いスパンのネタを中心にやった方がよかったんじゃないかとは思う(最近は1ネタ5分単位のコント番組がほとんど存在しなくて理解されにくいんじゃないかと思っただけ)が、トータルで見ればバランスは取れていたと思う。ただ、その助走が合わない人がそうそうに切っていったのが勿体無い所。自分もそうだったけど。

文中にも書いた通り、ホームランバッターな代わりに打率は低い。さらに最近のネットで話題になるタイプの笑いとは完全に異質な笑いを提供してくる。他作品のパロディとか時事ネタとか声優ネタとか楽屋オチとか、そういう(元来京アニが得意としていたであろう)「その場で受けやすい」ネタを一切入れずに原作の持ち味を活かした職人的な作りは、今の時代にはちょっと合わないかもしれない(多分叩いている視聴者はその辺を京アニに求めていたんではないかと)。一見するとショートコントの連続という、最近よくある四コマ漫画のアニメ化と同じようなフォーマットに見える分違和感が大きくなる。
ある意味「古き良きコント番組」的な、作品世界だけで完結させる作風は、多分作者と同年代の、夢であえたらとかごっつええ感じとか好きだった人ならきっと楽しめると思う。

最近東京MXとかで夕方に日常を再放送しているそうで、むしろそういう層の方が楽しんでくれるという判断はきっと正しい。ただ、その層はBD買ってくれないからやっぱり昨今のアニメの作り方としては正しく無いんだろうなあ。

最終的に思ったのは、「尾玉なみえ作品をアニメ化出来るのはきっと京アニだけだろう」という事だった(この人の作品は完全にコントの台本を漫画に落としてる感じの作風)。なんて〆だ。
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