ハイスペック・バカ

下僕にはなりたくないが

そこぬけRPGの5巻が発売になりました。

作者の佐藤両々先生の元ゲーム会社勤務という経歴を活かしたゲーム業界暴露四コマです。嘘です。
主人公がゲームを作りたくてエクスチェンジャーというゲーム会社に入社してみたら配属は広報で、ゲームは作れず広報誌を作るはめになり、さらにその部署の女王様的存在の先輩に気に入られてピンクの全身タイツを来て仕事して、ついたあだ名が下僕の久太郎「ゲボキュー」。
そのうち誰も本名で呼ぶこともなくなり、タイツ着てない状態だと彼を認識出来なくなり…何だか凄い流れになってきましたが別にサイコホラーとかじゃありません。そういうギャグ漫画です。

昔、ひでSANという方が元アリスソフト勤務だった経歴を活かして「おたくのウィルス」というエロゲー会社を舞台にした四コマを描いておられ、後に公式にアリスソフトの社員をモデルにして「アリスのウィルス」と改題して「今月のアリスソフトの光景」という形で連載してましたが、別に何も関係有りませんでした。あの頃の社員の人がわりと最近までほとんど在籍していたのが凄いな、アリスソフト。というか逆に最近になってほとんど抜けたというべきなのかな。大帝国がやりたいです。

ゲボキューと女王様カナの(主従)関係や、広報のお仕事を中心に、ゲーム会社ってこんなに大変で入っても得する事がないんだなって事がよくわかる漫画です。そういう意図では描いてないと思いますが、少なくともゲーム業界への夢を見させる漫画でないことだけは確かです。

4コマで5巻目、しかも会社組織で「学年」という区切りがないために、マンネリにもなりがちですが、今回でうまいこと新キャラ出したり既存キャラのイメチェン図ったりして相関図を常に変化させています。それでいてゲボキューの立ち位置が(本人は成長をしっかりしつつも)ほとんど変わらないので安心して見ていられます。
そろそろゲボキューと女王様の関係もよい方向に流れるのかな、という雰囲気を見せたり見せなかったりしつつ、という心地よい関係が続いています。実際にはほとんど描写されないんですが、それがまた良い。こういう付かず離れずのラブ話は大好き。犬上すくね先生の漫画が好きなら気に入るかも。

本作最大の難点は、サザエさん時空に入らなかった都合上、カナさんの年齢がどんどん上がりまくっていく事でしょう。あまりに連載が長引くと結構洒落にならない気がします。まあ、モデルとなった会社が会社なので、ラストは……ちゃうのかなーとか思ってしまうのですが。

ゲーム会社とか抜きにして、ゲボキューとカナさんの主従関係が面白いのでおすすめですよ。


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