ハイスペック・バカ

カブトボーグ#22「好き嫌いはいけませんね実際」

カブトボーグ感想文、今日は第22話。

 戦場のヴァルキュリア2があまりに面白くて、逆に「ここで一回くらいレビュー書いておかないとまた半年放置コースだ」と気付いたのでがんばって書きました。カブトボーグ系拍手コメントはあえて次の回のカブトボーグ系エントリに書くようにもしてますんでそっちも放置しまくるのが申し訳ないですし。

ボーグレビュー復活キター!何だかんだ言って21話のバトルは割りとまともで熱い良いバトルだと思いますその他いろいろなアレを考えなければ
>復活を待っていていただいていた(人がいた)だけでもありがたい話です。ありがとうございます。「その他いろいろなアレ」こそがカブトボーグの本筋であるとも言えるため、むしろマイノリティな21話の方がおかしいのかもしれません。段々価値観がおかしくなってきたような…。


●第22話「健康第一!ベジタブル・ジャーマン・スープレックス」


 世界大会のために栄養をつけてもらおうとリュウセイさんにビーフシチューをおごってくれるロイドさん。どうしてそこまでしてくれるのでしょうか。
 おいしくいただくリュウセイさんですが、ピーマンとトマトとブロッコリーは大嫌いらしく、残してしまいます。そしてそれを見たロイドさんは急に流暢な日本語モードになり、お説教を開始します。
 曰く「食べ物に好き嫌いがあるボーガーは、世界大会に優勝出来ない!」という事でロイドさんは過去の世界大会における伝説を語ります。

 その1。

 1943年第10回ではロシア代表のツンドラスキーはバターが嫌いだった。大会当日の朝食に出たバターに腹を立てて投げ捨てたら食後に踏んづけて死亡

 その2。

 1964年第17回ではインド代表のダラ・ダーラはほうれん草が嫌いだった。対戦相手が全身にほうれん草を身につけて勝負した所、ダラダーラは全身の汗の洪水で滑って会場から流れ出てしまって(!)負け。(キャプ画像は対戦相手)

 その3。

 1985年代25回ではアルゼンチン代表のブエノスはじゃがいもが嫌いだった。決勝大会はドイツで行われ、大豊作のじゃがいもが何故か空港の滑走路に敷き詰められていたために飛行機を降りられなくなって棄権。

 
 しかしリュウセイさんは「ロイドさんのお節介に付き合ってる暇はない!」と一蹴し、帰ってしまいます。迷信に興味はないご様子。そりゃそうですね、リュウセイさんだもの。
 しかしどうしても優勝して欲しいと願うロイドさんは友人の経営する農園からヤサイボーグを通販で購入します。

 これは子どもの野菜嫌いを治そうと「栽培」されたのだそうです。ヤサイボーグというのは種から栽培されるものらしいですよ。普通にボーグバトルが出来るんですけど。この謎の玩具(という範疇に入るのかどうかも謎ですが)、特にこれ以上の詮索はされず、普通に受け入れられました。過去にも海で養殖したりもしてましたんで今更驚くことじゃないのかもしれませんね。

 あ、あと多分今週の使い捨てヒロインは多分この農場の奥さんです。すでにヒロインでもなんでもありませんが。

 あっという間に届いたヤサイボーグを持って、カップラーメンを食っていたリュウセイさんを引っ張り出して公園でバトルを開始します。まずはロイドさんのピーマンボーグから。最初はバカにしていたリュウセイさんですが、さすがに大嫌いな野菜の姿をしたカブトボーグを正視出来ず、その隙に負けてしまいます。
 油断しただけだ、と強がるリュウセイさんですが、続く勝治のトマトボーグには力みすぎて勇み足で敗北。さらにケンの操るブロッコリーボーグ戦ではとうとう精神的に追いやられてしまい、ケンがブロッコリーに見えるようになって敗北してしまいます。
 これが好き嫌いがあると優勝できないという伝説なのか、と納得したリュウセイさんは、好き嫌いの克服を宣言。


 とはいえ、いきなり生でまるごと食えというのも無理だと思いますが。

 ここで中華料理屋の息子、ケンからの画期的アイデア。

 親父がよくやる餃子、炒飯、レバニラ炒めをジューサーにかけてミックスジュースにしてしまい(なるのか?)、それを飲むという一人罰ゲームみたいな手段を提案します。どう考えてもより一層食欲が減退するとしか思えないのですが、野菜三種類をジューサーに入れてミックスジュースというか青汁が完成。
 飲めないリュウセイさん(当たり前だ)を見て、ケンは「ビーフシチューとかカップラーメンとか食ったばかりだから食欲がないんだ」と解釈。まさか今回の話、今まで全部一日のお話だったとは思いませんでしたが(通販とか頼んでるのに)、まあそういうことらしいので、腹を減らせるためにランニングを開始。信号待ちでチャージ練習をする時の他の通行人の目線が面白かったです。
 町内を一周して空腹になったリュウセイさんはロイドさんの店につくなり青汁を一気飲み。野菜嫌いも克服です。どちらかというと青汁の好き嫌いの克服のような気がしますが、一応これでトマトとブロッコリーとピーマンが食える事になったようです。
 仕上げとして3対1のヤサイボーグ対決を行い、全て瞬殺。


 一ヶ月後の世界大会にもこれで万全です。多分。久しぶりのこの画面でシメ。


 ヤサイボーグという謎の存在が現れましたが特にこれといったフォローもなく「そういうのもあるのか!」とどこかの孤独なグルメな人みたいな感想しか出てこなくなっているあたり、大変よく調教されてしまっているなあと思ってしまいました。あまりよい傾向ではありませんが
 そして今回のお話は「好き嫌いはいけません」という子どもにもやさしい内容だったはずなのですがどんどんおかしな方向に進んでいきます。あ、それもいつものことか。

 どちらかというと今回は「必殺技が登場しない」「オチでロイドさんが格言を言わない」「使い捨てヒロインが人妻(?)で本筋に絡まない」などの通常のパターンには当てはまらない部分が非常に多く、さらに(多すぎてきりがないのでほとんど割愛していますが)会話の小ネタが抜群に面白いです。これは実際に見ていただきたい。浦沢脚本の面目躍如といった感がありますね。
 いわゆるホビーアニメのお約束を逆手に取ったパンクな作品であるカブトボーグの中で、さらにその作品内で積み上げてきたお約束を破壊して話を構築するという非常に高レベルな試みがされています。カブトボーグを知らない人に見せるには向きませんが、カブトボーグファンなら見逃してはならない回だと思います。
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