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ハイスペック・バカ

任天堂の後付け拡張の歴史

任天堂は昔から「後だし拡張にアタリなし」というジンクスがありましたな。
最近WiiFitでようやくそのジンクスも晴れたように思いますが、あれも結局総合体重計ソフト以外には使い道なさそうですし。(それでもまったく何の問題もないのがアレの凄い所ですが)

せっかくなので今まで出た任天堂の愉快な拡張機器をまとめてみようかと思います。特に資料的価値はありません。思い出語りの変化球と思って読んでいただければ。

ファミリーコンピュータ編

・ファミリーベーシック
 これはファミコン世代には有名ですね。なんと独自のベーシックを搭載して任天堂ソフトのパーツも(マリオとか)一部使う事が出来てしまうという夢の機械。「これで俺もファミコンゲーム開発者だぜ!」と意気込んで見たはいいが開発に成功したという話を聞いた事がありません。ちなみに徳間のファミコン攻略本でよくファミリーベーシック用のプログラムのダンプリストが載ってました。小学生には打てない長さだと思います。因に私は現物所持しておりますがプログラムなんか打った事ないです。

・ロボット
 なんと画面で遊んでいるゲームと連動してロボットが動く!画面の中と外を繋ぐというアイデアをこんな時期にもう実現していた任天堂の先見の明の鋭さには恐れ入りますが、まあ出来る事と言えばロボットがコマとかを移動させるだけなんで、言うほど楽しいのかはわかりません。確かロボットの目が画面を見て(なんか信号が出て)どう動くか判断するんだよね。本体買える値段のモノをそうそう買ってもらえるわけもなく、未だに遊んだ事がありません。しかしブロックとジャイロの二種類発売してしまった辺りが遊び心を超えて何か狂気を感じます。

・光線銃
 まあ、これは定番ですね。大半のコンソールで発売されていますし。これが今や標準のコントローラーで同じ遊びが出来るようになるなど当時誰が予想した事でしょう。任天堂の周辺機器の特徴として「他者がほとんど乗って来ない」というのがある気がします。そりゃまあ普及しなきゃ乗りようがないんで当然でしょうが。一応オペレーションウルフとかロウオブザウェストとか他社ソフトも対応してましたよ。

・データレコーダ
 昔データを記録する方法はカセットテープだった、と言っても今の若年層にはにわかに信じられないかもしれませんな。ファミコン用じゃありませんがテレビ番組の副音声でパソコンのプログラムを流し(!)、それを録音する事でプログラムが動いたという事もあったのだからなんだか凄いぞカセットテープ。昔なのになんだか妙にSFチックだぜ。エキサイトバイクとかのエディット画面はこれでしかセーブ出来なかったんじゃなかったっけ。

・3Dシステム
 変なサングラスをかけて、対応ゲームを遊んでいる時にセレクトボタンを押すと画面がブレてなんか立体的になるという画期的なブツ。珍しいのはサードパーティの方が対応ソフトが多いという点。何故かツインファミコン用のものも別に発売されており、両者に互換性があるので発売された意図が不明。

・通信システム
 野村のファミコントレードという名前をファミコンマニアなら一度は聞いたことがあるとは思う。実はこんな時代からファミコンはネットワークに興味を持って色々試行錯誤していたのだったが、実際に花が咲くのはDSだからなんとも長い下積み期間。株式の売買の他にもホームバンキングとか馬券買えるとかも出来たそうだから意外と本格的。なんというか早すぎたというのはこういうものを言うのだな。

・ディスクシステム
 これは売れたからここに入れるべきじゃない気もしますが。
 容量が当時のロムの三倍くらいあって、記録も出来て、安価で書換えも出来る!というのがウリでしたが、ロム容量はあっという間に大容量化の道を爆進し、バッテリーバックアップという技でセーブも可能になり、残された道は新品なのに500円で買われてしまって儲からない点だけという感じで収束していきましたね。さりげなくFM音源(厳密にはPWM音源というらしい)搭載してたんで音が良かったですな。ROM版ゼルダは音が再現されてないんじゃなかろうか。
 この手の外部記憶装置は未だに成功しませんな。


今思うとこの時代からすでに任天堂はネットワークに力を入れてみたり、ほとんど思いつきのワンアイデアだけでハード作っちゃったりとわりと迷走していた感もあったりする。ただ、テレビゲームという枠ではない、「新しい遊び」を常に考えているというのは今にも繋がる精神ではないかと。この辺が「テレビゲームという枠ではない新しい家電またはコンピュータ」を作ろうとしていた他社との圧倒的な違いとなったと思う。
ちなみに有名なファミリートレーナーが入ってませんがあれはバンダイ製なので外しました。

スーパーファミコン編

・スーパースコープ
 なんつうかアメリカンなハード。普通に光線銃にすりゃあいいものをクソでかいバズーカにしてしまうこのセンスが素敵。この機械、テレビの上に受信機を置いて使うというタイプでまさにWiiのそれとまったく同じ使い方をするのだった。まさかこの当時からWiiリモコンに繋がるための研究をしていたとは考えにくいが、試行錯誤からうまく次が生かせているのだろう。という事にしておく。あと、これ企画時に誰かが「普通の光線銃じゃつまんないよね」とか余計な事言った奴がいたんだと思う。コナミのリーサルエンフォーサーズは独自に銃を作ってたよな、確か。
 昔中古のコレを購入したら受信機がなかったせいで一度も遊べずに返品した事があり、それ以後も結局遊ぶ機会はない。別にもういらないから買ってこないように。

・マウス
 ファミコン時代はベーシックで今度はマウス。とりあえず周りのコンピュータの流れを追ってみてる感じ。これはまだ早かったのかなーと思わなくもない。うまくやれば新しい入力装置として別な流れが出来たのかもしれないなと思いつつ、現在に至るまでマウスオペレーションをメインにしたコンシューマゲーム機は存在しない辺り、なんつうか相性の悪さが伺える。

・サテラビュー
 ネットワークへの進出は電話回線を超えて人工衛星を利用してしまった。発想が飛びすぎ(文字通り)。テレビ番組とゲーム配信を一緒にやってしまおうという試みは凄いが結局売れなかった。一応オリジナルゲームもあったりしたんだけど、まだ敷居が高すぎたかね。おかげでDSのWifiへの進出も相当慎重にやってましたな。ゲームを配信するというスタイルはこんな時代にすでにやっていたというのは改めて考えると凄い。早すぎたなとは思うが。

スーファミだとこれくらいでしょうか。スーファミ時代はあまり突飛な機械は出ず、あくまでゲームのジャンルからはみ出ないものばかり。「テレビゲームとしてどう遊ぶか」を模索していた時代と言えるかもしれません。

ニンテンドウ64編

・64DD
 いろいろあって巨人のドシンしかまったく覚えてないのだけど、これもネットワーク進出の一つですな。ランドネットDDとかいうサービスに入ること前提で、結局ほとんど活用されないまま終了しちゃいましたが。「ディスク」で「ネット」という任天堂当たらないワードのトップ2を融合して見事に爆死したという、正直みんなの予想通りな展開になりました。

ゲームキューブ編
・モデムとBBアダプタ
 もちろんゲームキューブだってネットワーク対応です。ファンタシースターオンライン以外に用途がほとんどなかった気がしますが(実際対応ソフト一桁しかなかったっぽいし)。GCでの特徴は最初からモデム搭載を想定した設計になっていた点でしょうか。ハードの外観を損ねないのが好印象。GCだけは「ネットワークゲーム用」以外に用途がなかったので、このときはあんまりやる気なかったのかも。

64は任天堂コンソールでも最もコケた印象のある機種ですが(日本ではゲームキューブの方が売れなかったみたいだけど)、やっぱりネットワークには手を出してました。まあセガもメガドライブの時代からモデムを出していてサターン、DCと全てネットワーク対応にしていたんで任天堂だけが昔からやってたって訳じゃないんですが、コケるたびに何かしら新しい通信方法を模索するという姿勢が今のWifiに繋がったのではないかなと思わなくもないです。


という訳で特に深い意味もなく任天堂周辺機器の歴史をざっと追ってみました。結構冒険と失敗の繰り返しが今のDSとWiiに生きているのだなというのがよくわかります。
書いてる間にDSiとかいう新機種が登場し、GBAスロットが消えてしまったので無茶な拡張がほとんど不可能になっちゃって大変寂しい所だったりしますが。
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