ハイスペック・バカ
オススメシールは貼れません
昔、アーネスト・シャクルトンは南極探検隊の隊員募集広告で「僅かな報酬、生命(生還)の保証なし」と呼びかけたといいます。
甘い夢をちらつかせてやってくるキレイな虫よりも、厳しい現実を理解した上でやってくる猛者を選んだのです。
ということを踏まえて。
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」(以下だらよ)について補足。
まず、「オススメ」という言葉を安易に使ってしまった事をお詫びしたい。簡単に人に勧めるようなゲームじゃなかったです。
勘のいい方は前回のエントリですでに難易度が高いであろうことは予想付いたかと思うのですが、その辺の言及が足りなかったためにぱっと読んだ感じだと「クセのある斬新なシステムの推理系ノベルゲー」という印象を持たれかねません。
間違いとは言えませんが、実際には「読むMYST」の言葉通り難易度もMYST級です。ただ読んでいるだけでは永遠に同じ文章を読み続けるはめになります。記憶管理をしっかり使い、今必要なフラグ(記憶)は何かを把握し、適確に配置することで初めてストーリーが進行します。
このゲームは文中の選択肢はそれほど重要ではなく、記憶管理をどこで使うかという文中に現れない選択肢の方が重要です。
そんな訳で、まず難易度が高いということを強調したい。そのため、「ノベルゲーは音と絵のついた小説である」という観点の方はやんない方がいいです。誤解を恐れずに言うならノベルゲーのふりをしたパズルゲームですので。
そして前回のエントリにもありましたがネタバレについて制作者ができる限り配慮して欲しい、とお願いをしており、ユーザー側もそれについて理解し、攻略サイトのようなものを公表したりしていません。
つまり基本的に自力で解くことが前提です。やる時は趣味の合う友人と一斉に遊んで情報交換するとかそういう遊び方も良いかもしれません。
という訳で、次に敷居が高いことを強調したい。そのため、「ゲームは攻略本片手にさっさとクリアしちゃいます」とか「クリアすることが全てであって過程は問わない」人とかはやめた方がいいです。あと短気な人とか。
オススメ出来る人というのは「ゲームは苦労して解く事に価値がある」と思っている人でしょうか。とにかく暗中模索し続ける事を強要されるゲームですので、そういうのが苦だと思う人は手を出さない方が無難です。逆に手を出して攻略情報がないとか言って逆切れされても困りますし。
もうね、私もイライラしながらやってますよ。全然わからなくて同じところを何度も読んで、同じ掛け合いを何度も聞いてイライラします。この辺のテンポとか配慮がちょっと足りてない感じがしますので。
それでも、むしろ逆にそれだからこそ次へ繋がるヒントが見つかった時の興奮は最近のゲームではなかなか味わえなかったものだと思います。有野課長バリの「やったー!」を何度言ったことか。一つの謎が解けた瞬間連鎖してどんどん新しい情報が手に入ったり先に進めるようになったりする時は脳汁出ます。「俺天才だな」とかマジで勘違いします。
これを読んでもなお面白そう、挑戦してみたいという方は是非新品をご購入されてから遊んでみてください。
買ってみて全然進まないしわかんねぇという人のために簡単な攻略メモを。マニュアル読んだ上でなおかつわからない人はお読み下さい。もうちょっと具体的な対処の仕方が書いてあります。
甘い夢をちらつかせてやってくるキレイな虫よりも、厳しい現実を理解した上でやってくる猛者を選んだのです。
ということを踏まえて。
「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」(以下だらよ)について補足。
まず、「オススメ」という言葉を安易に使ってしまった事をお詫びしたい。簡単に人に勧めるようなゲームじゃなかったです。
勘のいい方は前回のエントリですでに難易度が高いであろうことは予想付いたかと思うのですが、その辺の言及が足りなかったためにぱっと読んだ感じだと「クセのある斬新なシステムの推理系ノベルゲー」という印象を持たれかねません。
間違いとは言えませんが、実際には「読むMYST」の言葉通り難易度もMYST級です。ただ読んでいるだけでは永遠に同じ文章を読み続けるはめになります。記憶管理をしっかり使い、今必要なフラグ(記憶)は何かを把握し、適確に配置することで初めてストーリーが進行します。
このゲームは文中の選択肢はそれほど重要ではなく、記憶管理をどこで使うかという文中に現れない選択肢の方が重要です。
そんな訳で、まず難易度が高いということを強調したい。そのため、「ノベルゲーは音と絵のついた小説である」という観点の方はやんない方がいいです。誤解を恐れずに言うならノベルゲーのふりをしたパズルゲームですので。
そして前回のエントリにもありましたがネタバレについて制作者ができる限り配慮して欲しい、とお願いをしており、ユーザー側もそれについて理解し、攻略サイトのようなものを公表したりしていません。
つまり基本的に自力で解くことが前提です。やる時は趣味の合う友人と一斉に遊んで情報交換するとかそういう遊び方も良いかもしれません。
という訳で、次に敷居が高いことを強調したい。そのため、「ゲームは攻略本片手にさっさとクリアしちゃいます」とか「クリアすることが全てであって過程は問わない」人とかはやめた方がいいです。あと短気な人とか。
オススメ出来る人というのは「ゲームは苦労して解く事に価値がある」と思っている人でしょうか。とにかく暗中模索し続ける事を強要されるゲームですので、そういうのが苦だと思う人は手を出さない方が無難です。逆に手を出して攻略情報がないとか言って逆切れされても困りますし。
もうね、私もイライラしながらやってますよ。全然わからなくて同じところを何度も読んで、同じ掛け合いを何度も聞いてイライラします。この辺のテンポとか配慮がちょっと足りてない感じがしますので。
それでも、むしろ逆にそれだからこそ次へ繋がるヒントが見つかった時の興奮は最近のゲームではなかなか味わえなかったものだと思います。有野課長バリの「やったー!」を何度言ったことか。一つの謎が解けた瞬間連鎖してどんどん新しい情報が手に入ったり先に進めるようになったりする時は脳汁出ます。「俺天才だな」とかマジで勘違いします。
これを読んでもなお面白そう、挑戦してみたいという方は是非新品をご購入されてから遊んでみてください。
買ってみて全然進まないしわかんねぇという人のために簡単な攻略メモを。マニュアル読んだ上でなおかつわからない人はお読み下さい。もうちょっと具体的な対処の仕方が書いてあります。
・知った単語はとにかく資料室で調べる。どうでもいい単語でも意外と新事実がわかったりする。特に記憶管理で説明のない奴。
・画面上の変化を見逃さないようにするために、動いている場面で急いでクリックさせない方がいい(突然止まることもあるし)。 ANOSによる斜め読みよりもノベルモードで画面の変化をチェックした方が良い事が多い。
・ノベルゲーだと思って文章から推測しようとだけしていると絶対わからない。むしろそれ自体が罠。あまり上手とはいえない(ゆえに見逃しがちな)背景にも重要なヒントが。
最初のバスについては一番上は適用されませんが、その後において資料室は非常に重要です。というか基本です。つまったら資料室で何でも良いから調べてみてください。
・画面上の変化を見逃さないようにするために、動いている場面で急いでクリックさせない方がいい(突然止まることもあるし)。 ANOSによる斜め読みよりもノベルモードで画面の変化をチェックした方が良い事が多い。
・ノベルゲーだと思って文章から推測しようとだけしていると絶対わからない。むしろそれ自体が罠。あまり上手とはいえない(ゆえに見逃しがちな)背景にも重要なヒントが。
最初のバスについては一番上は適用されませんが、その後において資料室は非常に重要です。というか基本です。つまったら資料室で何でも良いから調べてみてください。
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