ハイスペック・バカ

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WingBoard導入

PDAはキーボードが重要です。
いや、私には、というだけですが。
まあ、もう何度も書いてることですので今更詳細は書きませんが。

で、現在使っているCLIE TG50は親指入力なので、長文をだらだら打つにはあまり向いていません(リナザウことSL-C860は意外と長時間の入力が苦にならない稀有な機械です。辞書はバカだけど)。
そこで導入したのがプリンストンテクノロジーのWingBoard for CLIE
これが非常に面白い構造になってます。

wingboard-01.jpg
閉じた状態の大きさはこれくらい。TG50と比べてもそれほど差がないですね。
で、これが

wingboard-02.jpg
ふたを開くとこんな感じに。良く見るとキーの配列がQWEと来てPに飛ぶという豪快なことになってますが、これがこのキーボードの最大の特徴、トライダースライド
この名称はトライダーG7というアニメに出てくる巨大ロボが公園を真っ二つにしてその下から現れるという豪快な搭乗シーンだった事に由来します。まあ今思いついたでっち上げなんで外で言わないほうがいいです。でもなんか格好いいなトライダースライド。必殺技みたいだ。
まあ脱線はいいとして。

wingboard-03.jpg
キーボードの左右を外側にひっぱると下から残りのキーボードが現れます。このままだと段差があって使えないじゃないか、と思いながら最後までひっぱると

wingboard-04.jpg
ガチっという音とともに真ん中のキーボードが突然持ち上がります。これが面白い。中身がどんな構造になってんのかさっぱりわかりませんが初めてやったとき面白くて何度も畳んだり伸ばしたりして遊んでました。
遊ぶのに飽きたら伸ばした左右のキーボードを真ん中に押し込むと

wingboard-05.jpg
完成です。
いいですね。この無駄なギミック。ガジェット好きにはたまらない構造です。普通折り畳み式と言ったら二つ折、四つ折(蛇腹)と行くところをこんなスライド式にしてしまう開発者が好きです。結果的に二つ折りにはないメリットが出来ました(後述)。

真ん中にある端子部分にクリエの接続端子を繋げばキーボードとして使えるようになります。折りたたむときは当然逆の手順を踏むわけです。
開いた状態でもB5ノートよりちょっと狭いくらいの幅であまり大きくならず、それでいてキーピッチもストロークもノートPCとほぼ同等なので打ちやすいです。
構造上キーを打つとガシャガシャと全体が軽く振動して音が出ます。それほど大きな音が出るわけじゃないし振動も気になるほどでもありませんが、気になるなら下に柔らかいものをおくといい感じかもしれません。もっとも二つ折りタイプのキーボードと違って端が浮いたりといったこともなく、さらにひざの上に乗せて打つときもひざとひざの間に折り目が入って突然折れる事もないので場所を選ばず打てます。これはかなりアドバンテージあると思いますよ。二つ折りタイプは広げた状態で固定するものってあまりないので(片付けにくくなるから)ひざの上で作業しようと思ったら何か固いものを下に敷く必要ありますから。
モバイルキーボードとしてはかなり理想的なんじゃないですかこれ。

さて、このキーボード、購入前に調べて気になったのが「入力にラグが起こる」ということ。しばらく打ってないと一文字目を認識しなかったりとか、打ったタイミングとちょっとずれるとか。
しかしそれも標準のドライバではなく、有志のドライバを導入することで解消するということで、最初からそちらを導入してみました。

長いのであとは興味のある方のみどうぞ。↓
ソフトの置いてある場所がバラバラで、なおかつ一部が英語サイトなのでちょっとわかりにくいと思いますので導入法を簡単に書いておきます。例によって自分用の備忘録でもあります。
とりあえず使えるようになる」のが目的なので、それ以上の細かい設定やキーマップの変更など(出来るようです)については自分で調べてください。まだそこまでやってないので。

ドライバはまずこちらで作成されておりますものをダウンロードします。解凍した中にあるG700Hack-050510.prcというファイルをインストール。

このソフトだけではPalmで認識しないようで、こちらにあるYAHMというソフトを入れる必要があります。上に三つソフトのリンクが張ってありますが、TG50の場合は一番上のものをインストールすると動かすだけでエラーが出て止まりますので三番目の圧縮ファイルを落としてください。解凍した中にあるYAHM.prcをインストールします。ちなみに英語サイトなのでYAHMが何のソフトなのかよく理解してません。多分ハックソフトを使うためのソフトって感じなんじゃないかと思いますが。

二つをインストールした状態でYAHMを起動すると英語でG700は使うか、と聞いてくるので「はい」を押しておきます。
すると
driver-01.gif
こんな画面になるので「G700 Hack」と書いてあるところにチェックが入っているのを確認したあと、下部の「Config」ボタンを押します。

で、
driver-02.gif
こんな画面が出ます。
とりあえずまだ項目の意味よくわかってないんですが、まずは「Disable AutoClose」のチェックは外しておいたほうが良いらしいです(TJ25で不具合があったらしい)。
そしてその下に三角ボタンありますが、そこを押して出てくるポップアップメニューの六番目にあるWingboardJISを選べばキーボードが使えるようになります。他のものを選ぶとキーの刻印と実際に出る文字が一致しなくなるので面白いですが実用に耐えません。自分なりに文字の配置を覚えて変態打ちをするという上級者向けの楽しみもありますが趣旨違いますのでお勧めしません。

この状態でWingBoardにTG50を挿してみると文字が打てます。それはもう冒頭に書いたように快適に。かなり早く打ってもほとんどストレスなく付いてきてくれます。ATOKの憶測変換ウィンドウがわりと邪魔(ワンテンポほどひっかかったり)なので気になる人は解除するといいと思います。私は本体キーボード使う時に重宝するので(TABキー押せば憶測変換使えますし)切ってませんけども。


この時期にこんなもん書いてももう誰も参考にしないとは思いますが(本体もキーボードも生産終了してますし)、あまりに快適で興奮して書いてしまいました。
まだ中古で手に入らないこともないので、是非使ってみていただきたいです。
まあとにかく私が幸せなのでそれでいいです。いいのかそんな締めで。
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