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シュタインズゲート劇場版ネタバレ感想


 シュタインズゲート劇場版の感想です。完全ネタバレでお送りしますので未見の方はご覧になさいませんようお願いいたします。


 クライマックスにかけての展開が、テレビ版の怒濤の盛り上がりを知っていればいるほどこじんまりとした印象を受けてしまいます。解決方法をテレビ版と同じにならないように配慮した結果だと思うのですが、キスシーンがちょっと淡々とし過ぎてて、それが本当に印象に残るようなものだったのかなーという風に考えてしまいます。過去オカリン(以下ショタリン)も初めてとか言う割にリアクション薄いし。まゆりのおかげで免疫あったとかあの頃は頭が良いからモテていたとか色々仮説も立てられないこともないですが。宮野さんの演技がイケメン声過ぎてねえ。
 でも、その辺のくだりがテレビ版の二人の関係や体験談とうまく繋がっちゃってるのは、面白いですね。

 テレビ版で紅莉栖と岡部が初めてキスをした時に、岡部が「(今回のキスが)初めてではない」と答えた所があって、実際には萌郁とのキスが初めてという事になっていたんだけど、劇場版で「未来の紅莉栖が初めての相手」に上書きされてしまってて、そしてどっちにしろ紅莉栖はその相手をあの段階では知らないという面白い事になるんですよね。まあ、あのシーンは結局世界線が変動してなかったことになってますが。

 で、そこからずっとキスが海馬に最も印象に残すものだっていうのを何度も繰り返してきた事で解決策がキスっていう伏線になってたんだけど、それが過去に戻った時に直接明示されたり紅莉栖がそれに気付いて躊躇したりといったシーンがなかったし、紅莉栖が話のついでのようにさらりとしてしまうので、視聴者の海馬にはあまり残らない感じで、ちょっとわかりにくいかもなーという。何度も「カイバー」ってホワイトボードの文字を見せたり、途中で二人が何度もキスをしたりとしつこくやってはいたんですけどね。しかし二人がキスをすると必ず何かしらの別れが発生するな。

 ラストシーンが、テレビ版の最終回(24話)の「秋葉原で二人が再会」というラストシーンに合わせた形になっている上に、劇場版のポスターなどに使われたメインの図版とも対応した構図(色んな意味であの絵柄の逆)になっているのがとても綺麗でした。

 くるくる変わる紅莉栖の表情や感情が、とても自然に演じられていて伊達に長い事付き合ってきたキャラじゃないよなあと感心する事しきり。号泣するシーンはテレビ版での萌郁とはまた違った感情の発露として(あれは鳥肌が立つ程凄かった)、物凄く「恰好悪い」鳴き方が、逆に紅莉栖らしかったなあと思ってます。


 疑問点もいくつか。
 過去に戻った所にいるショタリンは、SG世界線のオカリンなので、元々ストーリーの基点にいたβ世界線から漂流を繰り返してきたオカリンとは違うはずなので、SG世界線に「やってきた」オカリンは未来紅莉栖とのキスを経験していないはずなんですよね。だからラストでR世界線にいたオカリンも、なぜ覚えていたのかが謎。
 「様々な世界線を超えてきた中で紅莉栖とキスをした記憶のあるこの世界線こそが本物であり海馬に強烈に植え付けられた記憶はリーディングシュタイナーの能力を超える」というのかしら。うーん。なんだか「愛の奇跡は全てに勝る」みたいでシュタゲっぽくない気がする。紅莉栖が主人公になった段階でオカリンルートしか存在し得ない以上、愛の物語になっても仕方ないんだけど、事件そのものまで愛で解決しちゃうとは思いませんでした。

 鈴羽はシュタインズゲート世界線においてもなおタイムマシンを操るのは、作劇の都合上仕方がないのですが、彼女の行動は「お父さんの友達がなんか昔の男引きずってて、その男の名前をタイムマシンに付けるくらい思い詰めてるのに実行しないから見ていられなくて過去に来た」という動機として相当弱い感じな上に、誰も覚えていないはずのオカリン情報を熟知していたのがちょっと謎。紅莉栖がそこまでベラベラ喋ったのかしら。劇場版の酔っぱらい紅莉栖を見る限り、酔った勢いならやりかねないね。そこまで詳しく話してタイムマシンまで作っておいて行動に出ない!というのは鈴羽の性格的にイライラして勝手に動くのもアリかもしれない。
 ただ、ホテルの鍵を開けたりとか色々とバイト戦士の時のような能力を持ったままなのは、平和な世界のはずの鈴羽に何があったのか気になります。

 あとはラストのアレのシーンでちょっとだけ紅莉栖の服が変化するんですよね。あれが何を意味するのかがわかりませんでした。あの辺は、駅のホームで途方に暮れていた紅莉栖に何故ショタリンが話しかけたのかとか色々不思議な所はあります。

 冒頭の紅莉栖の帰国時に帰国理由を聞かれて「not your buisiness.」って答えていたのがちょっと気になる。そういうキャラでもないような気がするのだけど。

 ゲームで描かれて、アニメでは描かれなかった分岐の物語である無限サイクリングやキリング綯については、実際にあれを経験してしまうとSG世界線に行けないのでアニメでも経験はしてないはず。ファンサービスとして「ゲームやってた人はニヤリとできるおまけ」以上の存在価値はありませんよね。それよりはシドを動かしてあげた方が…ってアニメじゃシドは結局オカリンと会ってなかったね。

 最後はちょっととりとめもない話になりましたが、また何か考えがまとまったら書こうかと思います。
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