ハイスペック・バカ

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「ひとつ海のパラスアテナ」電撃文庫マガジンとかの感想。


 ひとつ海のパラスアテナ、さすがは大賞受賞作というだけあって、展開が発売日からずっと目まぐるしいです。
 発売日にはとらのあなとメロンブックスで書き下ろし掌編付リーフレットが付属し、ゲーマーズではサインとコメント付のミニ色紙が付くそうです。
 そして同日には電撃文庫マガジンに書き下ろし短編が掲載されるという事で、受賞してからの「目からハイライトが消える」忙しさにも納得です。納得はするけどそれ全部仕上げてる速筆ぶりには驚かされます。週刊連載とか出来るんじゃないのこれ(死んでしまいます)。
 とりあえず地元にはとらのあなとメロンブックスが両方ありましたんで、発売日に行って買ってきました。電撃文庫マガジンはさすがに一日遅れましたが無事入手。

 とらのあなとゲーマーズのリーフレット、実は内容が別物なので、欲しい人は両方行くとよいと思います。
 とらのあなはキーちゃん、メロンブックスはタカとのかけあいが主な内容です。非常に短い内容で、読まなくても本編の理解を阻害するようなものではありませんが、キャラクターがしっかり描かれていて楽しめます。

 そして電撃文庫マガジン掲載の短編は、さすがにしっかりした内容となっております。
 一巻(二巻発売が決定したので以後はこう呼びます)の内容のさらに前。アキが一人で航海をはじめたばかりの頃のお話です。
 両親と別れて、一人でパラス号に乗ったばかりの、まだ決意も何もない、それどころか精神的には親との決別も済んでないとすら言えるような、そんな時期のお話。
 割と一巻の内容の縮図みたいな感じになってます。出会う相手が違ったり、結末が違ったりしてますが(そりゃそうだろう)、本編の主題であろう「生きる」事と美しくも恐ろしい海については十分堪能できます。

 後付の前日潭って、構想段階くらいのレベルで最初からきっちり作っておかない限りはどうしてもある程度の矛盾が出てしまうと思うんですよね。ストーリー的にも、設定的にも。特にストーリー的には「この前日潭で初めて主人公が目的見つけて本編に書かないって訳にはいかないし、かといって目的もなくだらだらやるなら前日潭描く意味ないし……」っていう自己矛盾が発生しちゃいます。今回も生きる意味についてはある程度重複しちゃう部分が出ています。
 ただ、これは「電撃文庫マガジンを毎号買ってくれている熱心なラノベ読者に向けたプレゼン」だと思えば、この内容で間違いないんだと思います。
 僕は最初からひとつ海のパラスアテナに興味を持った上で一巻を読んで、面白くて、電撃文庫「にも」描かれているので読もう、という所が出発点でしたが、大半の人はそうじゃない。
 「電撃文庫大賞の大賞受賞作品が、いつも読んでいる電撃文庫マガジンに短編が載っているから一巻買う前にお試しで読んでみてもいいかな。面白かったら買おうかな」
 という感じになるんじゃないかと。
 ちなみに地方だと文庫の方が先に出てしまうのですが。
 普段沢山のラノベを読んでいる人からすれば、たくさんの選択肢の中からどれを選ぶべきかの羅針盤として読んでみる事になる。そうなると一巻の最大の魅力であるサバイバル部分をもう一度フィーチャーした短編というのはとても正しいんじゃないかと思います。
 そういう訳で色々な所で展開し、続刊も決定していて今の所航海は順調に進んでいますし、ツイッターやブログでも好意的な感想・意見が目立つので(作者でもないのに何でお前がエゴサしてんだよって話ですが気にするな!)、これからまだまだ広がっていくかもしれません。
 今の所はわいわい騒いで少しでも話題にひっかかってくれればいいなと思ってやってますが、本格的に売れ出したら「俺初期からこれチェックしてたから! 初期から!」ってうざいこと言い出そうと思ってます。是非僕にこのとらのあなとメロンブックスの限定リーフレットを自慢出来るようになって頂きたい。ヤフオクで愉快な値段がついて頂きたい(つくようだとやばいです)。

 という訳で発売日に作者より浮かれてるアホな人でした。
 読もうぜ。マジで。
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    12:15 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ひとつ海のパラスアテナ、ネタバレ感想

 ひとつ海のパラスアテナ、ネタバレ感想文です。思い付いた事を適当に書き散らしていきます。
 読んだ人以外は読まないようにしてください。読んでいない人にはわからないと思いますし。
 という訳で畳んでおきます。
    10:23 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

未読者向け「ひとつ海のパラスアテナ」ネタバレ配慮感想文


 海は、父親のように全てを与え、母親のように全てを包み、妻のように全てを奪う。
 今適当に考えました。

 海というのは不思議な存在です。地球上の七割を覆い、全てが始まった場所であり、今でも沢山の恩恵を我々は受けています。
 地上から上空十キロくらいは普通に飛行機が飛ぶし、なんなら地上400キロ上空に人がいるというのに、海底となると数キロ程度でもう限界。たかが百メートルですら簡単には降りられません。未だに一番深い海底には着地出来てないんじゃなかったっけ。ちょっと前には飛行機が海の真ん中に墜落してしまった時に探すのにえらい苦労していたという事件もありましたし、これだけ移動手段が発達しても未だに海の広さは健在です。
 そして適当に書き始めたはいいものの話広げ過ぎてうまく本題に着地させられなくなったので唐突に本文に入る事にします。海って広いね!

 今回の感想文は電撃文庫から2015年2月10日に発売された、「ひとつ海のパラスアテナ」です。第21回電撃小説大賞の大賞受賞作品です。
 ここのブログを良く読んでおられる数人(そんなもんだろ)の方は御存じかと思いますが、「無人島には何も持っていかない」とか「鳩時計が僕をつつくフィルム」でおなじみ、すたさんの小説家デビュー作です。
 友達の作品なんだから応援するよ!お祝いだよ!カーニバルだよ!と適当にわいわいと変な宣伝ツイートをやってましたが、いざ実際に読んでみたらその直後真顔。
 これは、本当に面白い作品です。
 友達補正とかはありません。強いてそれが発生するとしたら「熱心にラノベ読む訳でもない僕が発売日にこの本を買おうと思い、そして出会えた事」くらいのものです。
 なので、結論は「今すぐ本屋へ走れ、そしてレジへ本持っていけ」なのですが、少しでも興味を持ってもらえるように、少しでも多くの人に読んでもらえるように、微力にも程がありますが、ここで感想を書かせて頂きます。

 ネタバレ感想に関してはまた後日別エントリで書かせて頂きますので、今回は読んでいない人に向けた内容となっております。

 あらすじは公式サイトとか見て下さい。とにかく海に覆われてしまった時代で、主人公ががんばって生き抜く話です。インタビューとかPVとか推薦文とか色々あるから一度は見ておいた方がいいです。
 PVだけ貼っておきます。どうでもいいけどこのPVの「応募総数 5,055作の『頂点』」ってところで何故か泣きそうになります。



 
 この作品で僕が一番好きなのは、本当の意味での命の大切さとか、尊さとか、そういった事をすごくナチュラルに描いているところ。ドラマチックな「最愛の人の死」も、命の大切さという点では重要ではありますが、もっと広い意味での生命が描かれているように思います。全ての生き物は他の生き物の生命を糧として生きているという事を、本当に真っ正面から描いています。
 戦争や戦闘を主題に扱わない作品にしては(まあサバイバルだって言ってるのである程度予想はつくかもしれませんが)「死」に触れる機会が非常に多いです。小さなところでは食べる為にとらえた生物の命を奪うところから、それこそ大事な人を失うところまで、様々な死に主人公たちは直面します。しかし、この作品中での死は、ほとんどが次の命へ引き継がれるように描写されます。無駄な死はひとつもなく、全てが何かに繋がっていくという事が実に端的に、冷静に、けれど優しく表現されています。
 キャッチコピーの「生きる為の戦い」については割と誇張抜きです。本当に主人公は命の危険に何度も襲われ、敢然と立ち向かいます。それは、そういう世界だから。そうしないと生きていけない世界だから。それもまた、作品において必要で、重要な事。
 ただ、戦う相手がストーリーが進むにつれて変化していくのですが、そこは読んでみてのお楽しみ。

 そして海の描写が実に細かく、美しい。
 作中の緊迫感の緩急は常に海の状態と共にあります。順風満帆な時は、キラキラと美しいエメラルドグリーンの海原が広がり、言葉通りに船は進むし色々な発見もあるし、楽しい時間が流れます。そしてそこから序盤の作品説明にもある「白い嵐』からの漂流に至るまでのシーンでは一変して死と隣り合わせの恐怖のモノクロ世界に。極限の世界で生きるアキの描写は、海に出た事がない僕ですらその恐怖と緊張を味わえました。海行きたくなくなったね。元々行かないけどね。
 他にも漂流時の凪や特異な気象等もそれぞれのシーンにアクセントとして常に描写されます。陸のない世界で、海だけがその世界の様相を知っているように。
 海の描写が、背景描写であり、全体の心理描写であり、BGMであると言えます。

 海の描写に負けないのが、独自のアフターの世界観。
 フィクションの世界で大事なのは(個人的な概念ですが)「大きな嘘という皿の上に、たくさんの細かい真実を並べて、その中にちょっとずつ小さな嘘を混ぜ込む事」だと思ってて、そうする事でどこまでが作品の嘘なのかがわかりにくくなってリアリティが増します。
 とにかく最初に「この世界は陸がないよ」っていう大嘘がドンと眼前に広がってしまうので、強烈な異世界感は感じられます。しかし、そこに細かい船の構造の描写や実際の生物の描写などを積み重ねていくことで、途中でシレっと出てくるオリジナル生物に対して違和感なく受け入れられます。僕は海に関しては全くド素人で知識もないので、どこまでが本当なのかよくわかりませんが、作者の知識の深さがよくわかります。しかし作者インタビューで「自分のヨット経験も少し反映されている」って言ってる(公式サイトより)んですけどなにそのリア充感。ヨットとか普通に乗るものなの。僕マブチ水中モーターで走る奴くらいしか触った事ないよ。そういやあの人毎年沖縄とか行ったりしてた。
 そういう生の経験は、やっぱり文章に生きるんでしょうね。

 ずっと読んでいて、僕は何度も泣かされました。リアルに涙がこぼれました。悲しい涙も、嬉しい涙も、寂しい涙も流れました。もちろん気付いてしまった作者のリア充感についてではなく。
 作品全体としてはそんなに悲しい話じゃありません。天真爛漫なアキの性格のおかげで、いつも明るく楽しい雰囲気に満ちています。暖かい太陽の日差しに恵まれた、とても暖かいお話です。
 ただ、だからこそ、緩急のきいた展開でドラマはよりドラマチックに演出されます。まさか最後の溶鉱炉にトランスフォームしてロボットモードになったパラス号が沈みながら親指を立てるシーンが見られるなんて(ありません)。

 読み終わった時の喪失感は相当な物でした。もっと読みたい。もっと彼女らの生活を見ていたい。もっと彼女らの世界を見て回りたい。
 ドラマ的な引きとは違う(もちろんちゃんとありますけど)、「放課後の取り留めもない楽しいおしゃべりの時間が、少しずつ伸びていく机の影の長さと、次第に赤く染まっていく教室の色によって終わりを意識させられていく一抹の寂しさのようなもの」を読んでいくうちに感じて、終わりたくないと思いながら読み進めていきました。終わってしまった後のあとがきの「いつものすたさん具合」に別な意味で安心してしまいましたが、やっぱり寂しいですね。
 とても長く感じる二ヶ月となりそうです。
 (二巻は4月10日発売です!)

  沢山の作品の中から選ばれて大賞を取るって事は、より大多数に認められる、面白いと思ってもらえる作品であると(そういう風に審査員側が判断したと)いう事だと思います。章立てがきれいに成立してて、パート毎に全く色の違うストーリーになっていて、それぞれに緩急が見事に効いていて、クライマックスでも一捻り。エンターテインメント作品として、良い意味で王道を行く構図だったんじゃないでしょうか。設定の個性もありますが、それより総合力が高いという感じ。だからこその大賞。
 そういう意味で、最初に「ミスリードを狙った時間軸いじりをやめた」というのは英断だったと思います。

 もうこれ本当に映画化してくんないかなって。テレビシリーズじゃなくて、この一巻だけできれいにまとめて映画で。CMで「キーちゃんのところで泣きました!」とか映画館のPOPの前で見た人がいう奴作りましょうよ。「パラスアテナ、サイコー!」って。超見たい。
 
 難点という訳ではありませんが、興味を持ってくれた人は、ちょっとだけボートやヨットについての簡単な知識を予備知識として持っておくと、航行の描写がより楽しめるかもしれません。が、まあ知識とかどうでもいいんですよ。この冬真っ盛りの極寒の中で、暖かな海の物語は読んだ人を暖かい気持ちにしてくれるはずです。
 いわゆる世間一般で揶揄されるラノベのテンプレートはひとつも踏襲していない気がするので、あんまりラノベ読まない人にも読んで欲しいなって思います。表紙の絵柄も、あまりラノベっぽくない感じのする、言い方悪いですけどあんまりそっち方面にはキャッチーな絵柄じゃありませんが、読んだ後に改めてイラストを見てもらえれば、この方でなければ、この海の表現の出来る人でなければこの作品の表紙は描けないだろうってわかってもらえると思います。

 まあいいから読もう。
 リアル知り合いには僕が発売日に地元の本屋で一冊ずつ買って回った分を渡しますんでちゃんと読んでね!



    21:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

次はちゃんとビーフシチュー食いにいくよ


 新潟と言えばラーメン王国なのです。県内のラーメン屋の数がコンビニより多いらしいです(ソースなし情報ですが)。地元の地方誌はラーメン特集の時だけバカ売れし、ラーメン特集だけのムックも売れるし、地方番組でも普段見ないのにラーメン特集は見る人が結構います。ソースなし情報ですが。まあラーメンですからソースは不要でしょうかね。こういう事書くの我慢出来なくなってきた辺りモテなさ加減に拍車かかってきてますね。
 ラーメン関連イベントやると集客物凄いです。近所のイオンで二度ほど県外のラーメン屋を呼んで駐車場でラーメンイベント開いたら今までその店では見た事ないレベルの人が集まりました。
 もちろん僕が外食する時もラーメン。なぜなら特別な食べ物だからです。
 というか外食時のラーメン比率がやっぱり高いです。これはあんまりよろしくありません。新潟は普通のご飯だっておいしいのです。ラーメン以外にもちゃんと目を向けておかないと、いざという時にラーメン屋しか案内出来ないようではモテそうにありません。そういう心配はモテてから言えよって話ですが。

 そういう訳で外食時の選択肢を増やすべく、今月の「月刊にいがた」を買ってきました。今月は洋食屋特集だったのです。ラーメンと違って洋食というくくりだと色んなバリエーションが生まれるので、紹介出来るお店の幅も広くなるから、情報のアップデートをするなら一番適切なのじゃないかと思ったのです。ラーメンだけにソースよりペッパーならぬペーパーが必要という感じですね。だからラーメンじゃねえっつうの。しかもそういう問題じゃねえっつうの。
 テレビで以前見たお店とか、近所にあるけど素通りしかした事ない店とか、意外な場所にある意外な名店とか、そういう情報が沢山載っていて大変ためになりました。読んでいたらお腹がすいて来たのでとりあえずラーメン食べにいきましょうか。いや、待て。
 ちなみに読んでいて見覚えのあるお店が見つかりました。うーん、ここって見覚えがあるなあ……と思ったらやっぱり以前行ってました
 赤倉温泉ホテル無門のレストラン銅鑼音(どらね)です。ホテルの名前しか知らなかったので自信なかったんですけど、調べたらやっぱり正しかったです。
 ここ本当においしいのでおすすめですよ。
 難点は新潟市からは大変遠いって事だけです。
    11:49 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

【工具】ハイパーカットソー0.1


 ちょっと前に、改造するならこれもあると便利だろうと思ってシモムラアレックのハイパーカットソー0.1を買ってみたんです。
 それまではハセガワのエッチングソーセットを使っていたんですが、持ち手がない構造のため、ちょっと厚いものを切る時に力を入れ過ぎて指に怪我をする事が多かったのです。もうちょっと切れ味の良いものがないものかと思ったところにゆーいち氏が先に購入して大変良いと教えてくれたので買ってみました。
 ちなみにゆーいち氏は結婚して夫婦でガンプラを作る家庭を作られたのでしばらく呪っておきます。レシートが必要な時に限って店員が寄越してこないとかそういう呪い。
 さて、ハイパーカットソーですが、試してみた所あらゆる意味で素晴らしい切れ味でした。
 今まで何十秒もかけて切っていたような大きさのパーツが数秒で切れてしまいます。嘘っぽいですけど本当にそれくらいの差があります。大きなパーツを切り離すのも力を入れなくていい事もあって相当気楽に切れます。今まではちょっと(面倒なのと手が痛いので)躊躇していたような切断も気にせずスパスパ切っちゃいます。
 さらにアサリ目のない構造のため、ほとんど切りシロが発生しません。大きめのパーツなら切った後にもう一度合わせてもほとんどそのまま使えそうだなと思えてしまえそうなほど。

 プラモデルの改造で、大きめのパーツを切断する機会が多い人、旧キットを切った貼ったして楽しむ人などは試してみる価値あると思います。おすすめです。
    12:15 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
プロフィール

毒蝮ワン大夫(又はヴァイ)

Author:毒蝮ワン大夫(又はヴァイ)
平和とHORIを愛するナイスガイ。
わりと衝動のままに生きるので日記の方向性が定まらなくて困る。

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