ハイスペック・バカ

風になれ

コロコロ伝説を読んでいたら思い出した漫画がありました。

その漫画は、すがやみつる先生の作品、「風キッド」。

連載開始の前号にカラーでプロローグ的な漫画を掲載し、かなり力が入っていました。

カラー漫画では、レース場で信じられない記録をたたき出すバイクレーサーが登場し、やつは何者だ?という感じで始まり、なんと小学生である事が判明、そして人呼んで風キッドと言う、ということまでがわかりました。ほんとうにそれだけの漫画でした。

次号から本格レーサー漫画が始まる!作者がすがやみつる先生というところで本当に本格なのかという不安も一瞬よぎりましたが、先生の代表作「ゲームセンターあらし」も初期は実はまっとうな攻略情報を載せていたりしたので、きっとしっかりした取材のもとにすごいバイク漫画が始まるに違い無い!と勝手に断定。一ヶ月わくわくしながら待ちました。

連載がスタートすると舞台は遊園地。
そこのジェットコースターが故障で止められなくなり、速度が際限なく上がってしまうという緊急事態。乗客も一人を除いて全員気絶してしまい、このままでは大事故に!
しかしその残った一人の少年に向けて警察は「ゆ」「か」「し」「た」「の」と一文字ずつのプラカードを並べて(道路の脇にあるような、一文字ずつ読むと文章になるというアレ)、その「床下のブレーキを引け」という指示を伝え、大惨事を免れます。そんな綺麗なプラカード作ってる余裕がよくあったなとかまあそこら辺はさておき。
バイクはどうした、とかそのへんもさておき。

後日ジェットコースターを止めた少年の元に警視総監(現場にもいた)がやってきて、勝手にバイクの免許を交付し、すごいマシンに乗れと強要。色々あって、風キッドの誕生です。

少年漫画的には「まったく興味のなかった男がひょんなことから題材の天才として目覚める」というのはオーソドックスな展開ですがまさかバイク漫画がジェットコースターからスタートするとは思いませんでした。
警視総監曰く「あのスピードの中で耐えられ、さらにその状態でプラカードを読む事ができる動態視力を持つのなら優秀なライダーになれる」らしいです。

ともあれ主人公はバイクに乗ります。
しかしレースがはじまるのかと思ったらこのバイクで正義の味方になるらしいです。
あのカラー漫画はなんだったんだろう。

そしていろいろあって風キッドはでかい岩の下敷きになって死んじゃいます。
そこに(詳細覚えてないんですが)なんか悪の組織が現れて、人間を滅ぼそうと動き始めます。
人間だけを殺す中性子爆弾を使うそうです。この当時意味がわかりませんでしたが、こんな恐ろしい兵器です。すがや先生容赦ねえ。

人類はおしまいなのか、と思われた所に何故か風キッドが参上。サイボーグとして蘇ったのです。そしてバイクだけで悪の首領を倒してハッピーエンド。別に風キッドじゃなくてもなんとかなったんじゃないかと思わなくもありませんが、まあ主人公ですし、こうでもしないとどうしようもないです。

そんな感じでバイク漫画だけどレース漫画じゃない、というわりと風変わりな漫画である風キッド、コロコロ伝説でブームなんで便乗して復刻しませんかね。予告漫画から読み始めるとじわじわ来ます。

資料もなく記憶だけで書いちゃってるんで詳細に誤りがあるかもしれませんがその辺はご容赦いただきたい。
    21:38 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top
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